遺留分侵害額を具体的に算出するためにはどうしたらよいでしょうか。
自分の遺留分を知る方法は、以下の3ステップで計算できます。
①遺留分の基礎となる財産を求める
②遺留分の割合を求める
③遺留分=遺留分の基礎となる財産×遺留分の割合 で遺留分を求める
遺留分の基礎となる財産とは、被相続人が死亡した時点で残した財産に、生前に贈与した財産や遺言で遺贈した財産を加えたものです。
遺留分の割合とは、法定相続人が最低限受け取るべき相続財産の割合で、民法によって規定されています。例えば、配偶者と子供が一人だけいる場合は、子供が1/2、配偶者が1/4の遺留分を持ちます。
もっとも計算方法は複雑ですので、弁護士に相談することをお勧めします。